また、ここ2日ほどしんどくてずっとノートに感情を吐き出していた。
読んでいた漫画に出てきたキャラクターを見ていたら、彼と出会った時と同じような
不安と焦燥感と劣等感と絶望感に苛まれて
自分の人生は詰んだ、という気持ちに飲み込まれた。
彼と出会ってから感じた只事じゃない感情の変化を自己分析し続けて、
彼は私の人生のコンプレックスやトラウマや心理的ブロックを、たった一人でたくさん向き合わせてくれる
詰め合わせセットみたいな人だなと思っていた。
今回、それと同じ反応だなと思った。
だからすごく大事だと思って、ずっと自分の感情を観察していた。
言語化できたのは、
彼とこの漫画のキャラクターからわかったのは、
私は「権威性+希少性」のある人に「父からもらえなかった愛情」を期待して異性を見てしまうということ
彼は「権威性+希少性」があるけれど、私が父親からもらいたかった愛情をくれる人ではなかった
むしろ、私に対する態度が父親そっくりで、父へのコンプレックスを思い出させる人だったから
「この人から愛されたら満たされるかもしれない」という欠乏感からの欲求で
執着になっていたこと。
そして突き詰めていくと、父親からの愛情が感じられない環境で
愛着形成がうまくいかなかったのも、恋愛を拗らせる原因で、
それに関しては数年前から取り組んでいて
周りの年上の男性から無条件で可愛がってもらうことで心を満たさせてもらった実感がある。
でも、最後に残ったのがスキンシップだったと思った。
父親からのスキンシップばかりは、身近な男性ではもう年齢的にアウト。
だから恋愛で相手に必要以上に距離を詰めることを求めてしまったのだと思う。
不安だったから。
でも、彼自体も愛着形成がうまくいっていない疑惑のある人なので
私たちはすごく距離感の離れたカップルだった。
そして、権威性と希少性については
私は数年前までは外から承認欲求を満たすことはできていて
職業、容姿、特技など、自己満足できる程度には権威を身につけられていたけれど、
ここ数年でそれを失った。
だから、今まで以上に権威性への憧れが強くなり、それを自分で身につけられない今異性に求めてしまう反面、
権威を身につけた相手を見ると気後れして苦しくなってしまう、という構造だったらしい。
だから今の私にできることは、
今までのようなスペックへの未練にしがみつくことではなく、
新たに自己実現と自己表現をすることで「内側からの満足」を得る→その表現方法で新たな権威を纏い、
「何もない私」から物理的に脱却して自己否定をやめ、
相手に執着しすぎない心を養いながら
欠けた不正的なスキンシップを補ってくれるような、ちょうど良い距離感で付き合えるパートナーを探すことなんじゃないか?と思った。